TOMTOPから一人称視点で操縦できるFPV レーシングトイドローンHubsan H122D X4 Stormがやってきたので開封レビューしてみます。
FPVは残念ながら5.8GHz帯を使用しているので日本では許可がないと使用できないので、普通に2.4GHz帯を使って遊びます・・・
目次
5.8GHzを使うのでFPV使用には許可が必要
この機体は115gなので航空法には引っかかりませんが、FPVで5.8GHz帯を使うので電波法にひっかかります・・・
なので、とりあえずは5.8GHzを使う映像は飛ばさず・・・コントローラーだけで操作します。
- アマチュア無線4級
- 無線局開局
自分は10数年前にアマチュア無線4級を取得してるので、あとは無線局開局申請すれば良さそうですが、機器のダイアグラムとか、書けないですヨ!何十年前の古いアマチュア無線のころの法律を変えないで未だにこの状態は怠慢過ぎる・・・
まぁ、文句言っても変われないので5.8GHzは使わずFPV(First Person View・一人称視点)は諦めて2.4GHzを使うプロポだけで目視で操縦して遊んでみます。
Hubsan h122d x4 Storm 開封の儀
梱包
結構な大きい箱で来たけど、最近の中国からの海外通販の荷物はかなり丁寧に配送してくれるようになって、箱がボコボコではなくなって、外のプチプチビニール袋までキレイな状態でくる。
化粧箱
箱はこんな感じ、上のダンボール箱はセットだと思ってましたがハンドエスプレッソでした。後ほどレビューします。
この白い化粧箱一つでフルセット入ってます。↓
開封
開けていきましょう。箱の中にまた箱。
この白い箱3つ、トイドローン本体と送信機・FPV用のゴーグルとモニタ。
本体・パーツセット
セットは全部でコレ↓これだけあれば一通り遊べる。右上のゴーグルとFPVモニタは日本では使用禁止ね(泣)
いつか自作で作りたくなるような電子パーツむき出しのカーボンベースで出来ている機体、コンパクトで異様に軽い。
練習してうまく操縦できるようになりたい。うまく操縦できるようになったら自作ドローン作ってみようかなぁ。
取説
フード
使い方
Hubsan h122d x4 Storm 特徴・機能説明
送信機
送信機にはアームが付いていて、モニタを装着できるようになっていますが・・・日本では5.8GHzの映像送信禁止・・・しつこい。
なのでスマホを装着してみました。アームは引っかかりがないので前回で開くか閉じておくかどちらか。
単4電池を4本入れて電源を入れてみましょう。電池の他にMicroUSBの差し込み口があるのでモバイルバッテリーと接続して使うこともできる。
電源を入れるとアームの中の電源ランプがオレンジに光る。右側の本体との接続ランプが赤青点滅。
FPVゴーグル
FPVゴーグルは電波法に引っかかるので日本では今の状態では使えませんが、無線局開局許可が出れば使えるようになるのかもしれません。
ちょっと調べた限りではどんな配線とかパーツが使われているのか、系統図を書かないといけないらしく、そんなの素人には無理でしょっ、というような難題を突きつけられているので諦めるしかなさそう。
ただ、詳しい方がHubsan h122d x4 Stormの無線局開局申請して、許可が降りればその系統図を有料でコピーさせてもらうという手もありますが、今のところ誰もやってなさそう?
FPV使わないでただ飛ばす分には115gとかなりな軽量なので、どこで飛ばしても航空法にひっかからないので怒られない重量。
専用ディスプレイしか装着できないようになっていました。↓
ディスプレイを取るとレンズが奥に入っていた。
ディスプレイ
ディスプレイはゴーグルから外して直で見ることもできる。
右横にMicroUSBの充電ポートと、MicroSDカードスロット、電源ボタンがある。
ゴーグルから外した時に使うフードも付属されていていたれりつくせり。
ゴーグル無しでもこんな感じで操縦できるわけですね。↓ ディスプレイが見にくかったフードも点けられる。
ディスプレイの電源入れて撮影するとFPV警察がくるので画像アップしないでおきます・・・
Hubsan h122d x4 Storm 本体詳細
バッテリー
バンドで留まっているだけのバッテリーで710mAhの7.6Vのバッテリーでした。
容量が小さいので5,6分しか飛ばせないらしです。
バッテリーを接続すると電源オンの構造。電源スイッチなどは特になし。
バッテリーを装着する部分の下には基盤、ヒートシンクが見える。
マジックテープでバッテリー装着してみました。電源ケーブルを接続して、バッテリーの上の隙間に入れ込む。
カメラ
5.8GHz帯を使う問題のカメラ・・・720Pの解像度で向きが-8度~45度まで調整可能。
レースの時は前が少し下になるので上向きにすると良さそう。
モーター・プロペラ
汎用的なすぐ折れそうなプラのプロペラ、実際部屋でちょっと飛ばしたら壁に当たってプロペラがボロボロになってしまった・・・
モーターはプラのカバーで包まれていて、下部分が着陸時の足になる。
電源オン ライト
電源オンすると後ろに赤いライト点灯、前に撮影時に使うLEDライトが点灯する。
前のLEDライトは送信機のライトボタンを押すと消灯する。後ろだけ赤く光っていれば本体がどちらを向いているか把握できるってことでしょう。
Hubsan h122d x4 Storm 他のドローンと比較
サイズ比較
大きさはそれほど変わり無さそうですが、DJI Sparkのほうがかなりずっしりと重そうな見た目で実際に倍以上重い。
サイズもHubsan H122D X4 Stormのほうが小さめですね。
続いて、気軽に持ち歩けて軽くハンディなJJRC H37とサイズ感を比べてみると、折りたたんだ状態では断然JJRC H37のほうがコンパクトで開くとそれほど変わりはないサイズに。オモチャですけどカメラも付いていて安定性もあってかなり遊べるトイドローンです。

DJI Sparkと重量比較
最近修理から帰ってきたDJI Sparkと重量を比較してみましょう。
Hubsan h122d x4 Stormの圧倒的な軽さ!!コレはイイイ!余裕で200g以下なので航空法にもひっかからずに日本中何処でも飛ばせます♪
この軽さでジンバル+4Kカメラ付いてたら最高ですね。自作でジンバル付き4Kカメラで200g以下の撮影用ドローン作ることはできるのかなぁ、DJI Sparkもいいけど飛ばすエリアが限られて飛ばせないことがあるのが辛い。誰かやってたら真似して作ってみます。
DJI Sparkは筐体が頑丈に作ってあるので重いんでしょうね。あと100gちょい軽量化してくれれば航空法にひっかからずに何処でも飛ばせて嬉しいのですが。
Hubsan h122d x4 Storm 感想
移動時になにか包むものが無いとバッグに入れられそうにない。そのままバッグに放り投げて移動するとプロペラが折れそう。なにかないか検討中。
撮影用ドローンではないので、離陸してもしっかりコントロールしないとフラフラするし、かなりスピードが出るので慣れないとすぐ壁に激突してレーシングドローンはかなり操作が難しいという印象を受けた。FPVでドローンレースしている方のように縦横無尽に操作できるようになりたいけど・・・はたしてうまく操縦できるようになれるのか疑問。
※この商品はサンプル提供していただいてレビューしています。
次回、飛ばして撮影してみます。レーシングドローンなのでホバリング停止せず、操作が難しいので飛ばしている状態で撮影できるかしら・・・操縦うまくないんだよなぁ(汗)
コメント
こんにちは^ ^
記事を拝見居たしました。
5.8Gを出すhubsanの機体は全て5.8G帯放出切替スイッチもなく
5.8Gタダ漏れ放出機なので違法!違法!と究極まで突き詰めると受信をしてないだけで使用自体が違法ではないのでしょうか?
機体側に5.8G帯切替スイッチを付けてもらえれば良いんでしょうけど‥
2018年度中には5.8G帯開放かも?と どこかの記事で見かけましたが 技適日本向けの機体には5.8G帯のスイッチ切替を付けてもらいたいものですね。
少し気になりコメントいたしました。
コメントありがとうございます。
そうですね。電波法違反の可能性もあります。
まぁ、最近のBluetoothイヤホンや中華スマホなども、もろ電波法違反の可能性ありが普通にアマゾンとかに売っていて・・・そういう状況なので、総務省も完全放置のようですね。
まだ、技適マークなしでWifiやBTで注意された方もいない状況のようです。
こういう状況なので実質5.8Gを普通に使っている方はかなりいらっしゃると思います。
何年か先か今年あたりは技適なくなる日がくるのでがないでしょうか?