海外で健康保険を効かせる方法!海外療養費(国民健康保険療養費支給)

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海外に健康保険証を持って行っても保険を適用してもらえませんが、

海外に移住して日本に住所がない場合は別ですが主に日本に住んでいる場合で海外旅行や海外出張に行った時に病気や怪我などの治療をしてもらうと帰国後、健康保険が効いてお金が戻ってくる場合があります。

僕も韓国に滞在中にはいくつか医者に通いましたが、その中の一つ歯医者の治療を国民健康保険で3割負担にしてもらって払い戻ししてもらいました。

1 2001年から始まった海外療養費(国民健康保険療養費支給)

この制度は2001年より始まったようで海外から帰国後、役所に申請する必要があります。

申請する書式は決まっています(地方自治体によって書式が若干違う場合があります。)ので予めプリントアウトしておいて海外旅行時に持っていく必要があります。

海外で医者に行く予定が無い場合も急な怪我などで病院に行った場合は担当医に診療内容明細書を書いてもらえば健康保険から払い戻しされる場合があります。

ただし、日本での医療で保険が効く治療のみになります。日本国内で健康保険対象外の治療は海外でも健康保険の払い戻しはありません。ご注意ください。

健康保険が効かなくても、別途 海外保険に入った場合はそちらで保険が効く場合があります。

また、カード付帯などの無料の海外保険があります。これは海外渡航3ヶ月間有効の海外保険なので1個から数個のカードを契約しておけば海外でいざという時に役に立ちます。医療だけでなく、盗難などにも適用されるので海外旅行に行く前にカードを持っていたほうがお得です。

海外旅行のカードのお話は後日書いてみますね。

2 海外療養費に必要な書類

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2-1 海外療養費 必要書類

申請する書式の内容は地域ごとに若干異なるようですがほとんど同じです。

  1. 診療内容明細書(Form A)
  2. 領収明細書(医科・歯科)(Form B)(通常の医者と、歯科用があります。)
  3. 海外の医療機関に治療費を支払った領収書
  4. 上記3点の書類の日本語通訳文

上記4点が必要になります。

海外に行く場合は1と2の書類をプリントアウトして旅行かばんの片隅に入れておきましょう。いざという時に役に立つ場合があります。

3は医者にかかったときに領収書は必ずもらっておきましょう。海外療養費をもらわない場合でも海外保険をかけている場合は必要ですしツアーの場合は旅行会社の保険やお見舞金で領収書は必ず必要になりますので必ずもらいましょう。

また、医薬品などを購入した場合でも領収書をもらっておきましょう。

4の日本語通訳文は日本に帰国後にゆっくり作成すれば良いので予め準備する必要はありません。

2-2 領収明細書(Form B)は2種類の書式がある

領収明細書(Form B)には、歯科用と医科用の2種類の書式ありますので注意が必要です。

2種類ともプリントアウトして旅行かばんに入れておいたほうが無難です。

2-3 海外旅行時に持っていく書類の合計

なので、海外旅行時に持っていく書類は、

  • 診療内容明細書(Form A)
  • 領収明細書(医科)(Form B)
  • 領収明細書(歯科)(Form B)

の3つの書類をプリントアウトして持って行きましょう。

プリンタがない場合は以下のような安いプリンタで十分ですので導入してみましょう。

もしくは今お持ちのプリンタのインク代よりも安いかもしれません(^_^;)

3 海外療養費 明細書などの探し方

3-1 居住地域ごとに明細書の書式が少し違う

上記、1,2は地域ごとに明細書の書式があるようですので自分が住んでいる役所のウェブサイトにアクセスして海外療養費のページから診療内容明細書(Form A)と領収明細書(医科・歯科)(Form B)をプリントアウトする必要があります。

例として以下に役所のURLをあげてみます。

3-2 役所の海外療養費ページ検索方法

自分の住んでいる役所の海外療養費のページがどこにあるか分からない場合はGoogleやYahoo!などの検索エンジンで以下のように検索してみましょう。

例 千葉市の場合

  • 千葉市 国民健康保険 申請 海外
  • 千葉市 海外療養費

などで検索するとたいていページが見つかるはずです。

もし見つからない場合はお住まいの役所にTELして聞いてみましょう。

もしくは、役所に行けば説明付きで必要書類をくれるかもしれません。

4 海外療養費申請時に必要な書類の作成や身分証明書確認

4-1 日本語通訳文の書類作成

帰国後、役所に海外療養費を申請に行く前に書類を作成する作業が残っています。

領収明細書や診療内容明細書は英語で書いてもらうので日本語に自分で通訳する必要があります。

ちょっと面倒なのですが、通訳サイトなどで通訳して記入しちゃいましょう。

上記3つの代表的な通訳サイトから好きなのを選んで通訳させましょう。

通訳するのは以下の4つの項目を日本語にすればOKです。

書式がない場合がありますので予め通訳しておいて役所でA4の用紙などに書き込んでおきます。通訳文の書式は特に決まっていないようなのでダウンロードできない役所がほとんどです。

  • 症状の概要
  • 処方、手術その他の処置の概要
  • その他 担当医が記入した別の項目がある場合は通訳します。
  • 領収書の通訳(必要ないかもしれません。)

基本的に担当医が記入した英語で書いてあるものを日本語に訳しておけばOKです。英語圏以外の国の医者はそんなに英語が得意ではないと思いますので文というより単語で書く場合がほとんどなので通訳し易いと思います。

僕の場合はある程度通訳して、提出時に役所の人に聞いてみてもっと必要であればその場で直して提出しました。

4-2 書類以外に必要な身分証明書など

海外で担当医に記入してもらった診療内容明細書などの他に役所に申請に行く場合は以下のものが必要です。

  • パスポート(医療を受けた期間中の出入国のスタンプが押されている必要あり)
  • 国民健康保険証
  • 世帯主の振込口座番号(日本国内の銀行)
  • 世帯主の印鑑

受診者が世帯主でない場合は世帯主の口座番号と印鑑が必要です。

海外旅行した受診者が世帯主の場合はすべて本人のものを持っていきます。

※その他、療養費申請書も必要になる場合があります。これは役所に行った時に用紙をもらって書けばいいので持っていく必要はないでしょう。

4-3 海外療養費を役所に申請する

では、書類や身分証明書を一式揃えて役所に申請しに行きましょう。

必要なものを再度以下にあげてみます。

  • 診療内容明細書(Form A) 書類(例)
  • 領収明細書(医科か歯科どちらか)(Form B)
  • 海外の医療機関に治療費を支払った領収書
  • 上記3点の書類の日本語通訳
  • パスポート(医療を受けた期間中の出入国のスタンプが押されている必要あり)
  • 国民健康保険証
  • 世帯主の振込口座番号(日本国内の銀行)
  • 世帯主の印鑑

これだけ準備できたら役所にいきましょう。

5 海外療養費の払い戻し

5-1 実際に払った額が算定額では無い場合がある

海外で治療した治療費が例えば実際には12万円払っていても日本では算定額が10万円になるなどの場合があるようです。

算定額が10万円で健康保険自己負担額3割の場合は7万円ほど払い戻ししてもらえる計算になります。

なので、実際に12万円払った場合は自己負担額が5万円になります。

このあたりも日本で統一されていないようで各地方自治体によって変わるようです。

5-2 円換算で払い戻し

海外では日本円を使わないので為替レートによって払い戻し金額が変わってきます。役所に書類を提出後、審査などが通ったあとの支払決定日の売りレートで円換算されたものが最終的な払い戻し額になるようです。

5-3 海外の公的保険が適用になる場合

海外の公的保険が適用になる場合はその額を控除されます。

5-4 海外療養費の払い戻し支給日

役所に提出してから約3ヶ月程度かかるようです。

僕も役所に提出してから2回くらいTELがかかってきて質問されたあと4,5ヶ月後くらいに銀行口座に払戻金が入金されました。

5-5 海外療養費を適用されない場合

  • 治療目的での渡航
  • 日本で保険が適用されない治療
  • 通勤災害などの場合は労災になるので健康保険は適用外

その他、地方自治体によって書式や必要書類が違う場合があります。国民健康保険用国際疾病分類表がある場合は書いていない治療は保険適用外になる場合がありますので渡航前に十分確認していきましょう。

5-6 海外療養費申請権利失効期間

これも地方自治体によって違うと思いますが、一般的には海外で治療を受けてから2年が経過してしまうと失効する場合が多いようです。

帰国後はなるべく早めに海外療養費を申請しましょう。

6 各種書類サンプル

  • 診療内容明細書(Form A)[wpdm_package id=’4068′]
  • 領収明細書(医科)(Form B)[wpdm_package id=’4070′]
  • 領収明細書(歯科)(Form B)[wpdm_package id=’4071′]
  • 日本語通訳 症状[wpdm_package id=’4074′]
  • 日本語通訳 その他[wpdm_package id=’4075′]
  • 日本語通訳 その他(歯科)[wpdm_package id=’4076′]
  • 国民健康保険用国際疾病分類表[wpdm_package id=’4072′]

すべてサンプルです。

実際の書類はお住まいの地方自治体のウェブサイトからダウンロードしてプリントアウトしてください。

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