それでは、今持っているソフトシェルパンツArc’teryx Phase SL・ファイントラック ソラノパンツと今回買ったマムート トレッカーズ2.0を比較していきましょう。
Mammut トレッカーズ 2.0・Arc’teryx Phase SL・ファイントラック ソラノパンツ 比較
ソフトシェルパンツ平置き3枚重ねてみる
まずは3枚平置きで重ねてみると、太い:ファイントラック ソラノパンツ・中:Arc’teryx Phase SL・細い:マムート トレッカーズ2.0の順になっています。↓
Arc’teryx Phase SLとマムート トレッカーズ2.0は両方のサイズともにEUのMサイズなのでか、ほぼ同じようなサイズでしたが、マムート トレッカーズ2.0ほんの少し細い。
ファイントラック ソラノパンツと比べたらかなり細いです。↓
マムート トレッカーズ2.0は生地が薄めでポケットや機能もほとんどなくすごくシンプルな構造になっていました。
他のソフトシェルパンツは腿の部分にポケットがあったりゲーターフックがあったりトレッキングに適した機能が追加されています。
マムート トレッカーズ2.0は余計な機能が無いので街着用にぴったりかもしれません。
太さが最大45mmほど違いました。平置きで45mmなので実際には90mmほど違ってくるのでかなりなサイズの違いですね。
ではそれぞれの部位をみていきましょう。
ベルト
ファイントラック ソラノパンツ・Arc’teryx Phase SLはウェイピングベルトが付いていて、ウェストの部分に縫い込まれているので脱着不可。
特にファイントラック ソラノパンツは引っ張って余ったベルトを右ポケットの中に収納できるという裏技的な機能があるのがスゴイ。↓↑
Arc’teryx Phase SLのほうはちょっとだけ出たナイロンベルトで、余ったベルトは右側のベルトの中に入れられるけど外れるので外に出しておく。ベルトはほとんど余らないのでそのままにしておいてもブラブラと垂れることはない。
マムート トレッカーズ2.0はベルトがなく!ベルトループしかない・・・別途ベルトつけるの面倒なのでベルト無しでもいけそう。
ボタン
Mammut トレッカーズ 2.0はフック式になっていて引っ掛けるタイプ。コレ脱ぐときにボタンだと勘違いして引っ張っちゃいます・・・ボタンが良かった。ベルトが標準で無いのでボタンだと外れる心配があるからフックにしたのでしょう。
ファイントラック ソラノパンツ・Arc’teryx Phase SLともに外側にベルトがあるのでボタンで留める仕様。
Arc’teryx Phase SLもボタンで留めます。
左右のハンドポケット
Mammut トレッカーズ 2.0は小さめのスライダーでジッパータブも細めでつかむところはゴムになっています。
ポケットは横に近い斜めになっているので、手を上から入れるような感じです。
Arc’teryx Phase SLのほうはポケット縦に近いので手を横から入れる構造で、ジッパータブは簡単にちょっと太めのヒモを堅結びしてあるだけでした。真ん中のチャックも同様なジッパータブの堅結びヒモ。
ファイントラック ソラノパンツのほうも縦に近い角度のポケットで、チャックは一番繊細で細いタイプ。ジッパータブも細く先にゴムがついています。
膝のポケット
ソフトシェルパンツはたいてい膝の部分にポケットが付いていますが、Mammut トレッカーズ 2.0はポケットなし!シンプルです。
Arc’teryx Phase Sの股部分ポケットは右側
このポケットにスマホなど硬いものを入れて歩くとちょっとももの横あたりが当たってあるきにくいので軽い財布やハンカチ・小さな手帳程度しか入れられない。
ファイントラック ソラノパンツの股部分ポケットは左側
Arc’teryx Phase SLと違ってファイントラック ソラノパンツはポケットが左側にあります。
こちらのポケットはやはり財布やハンカチを入れる用でしょう。財布などを落とさないようにS字フックをひっかけられるヒモもついています。
ファイントラック ソラノパンツはサイドに通気チャックがある
ファイントラックソラノパンツの機能ですが、足が熱くなったら左右にあるチャックを引き上げて換気できる機能もあります。↓トレッキングで上りで熱くなった時はけっこう便利です。
Arc’teryx Phase SL ウェスト部分の内側
ウェストの内側は肌触りが良いようにベロアのようなベルベットのような黒い素材になっています。
が、ホコリが付きやすい↓のが残念。
後ろポケット
ファイントラック ソラノパンツはチャックの上からかぶる布があってめくってスライダーを動かすようになっています。リュックを背負ったときにチャックが干渉しないようにする工夫ですね。
Mammut トレッカーズ 2.0は↓MAMMUTの文字の上に内側に入り込むチャックがあります。チャックのスライダーは掴むところがゴムでつかみやすく生地に絡まずに開け締めできる。
Arc’teryx Phase SLは後ろにポケットはありません。↓
裾(すそ)
Arc’teryx Phase SLはすそ絞りとシューズにつけるゲイター代わりのフックまで付いています。ロータイプのシューズにこのフックを引っ掛けて山道を歩くと小石などが入りにくくなります。
ファイントラック ソラノパンツはスソ部分にゴム紐が通してあってスソを絞ってコードストッパーで留めるようになっています。
Mammut トレッカーズ 2.0はスソには何もなし。これはコレでスソを絞ることが無い方には問題なさそう。実際自分もスソを絞ったりしたことないので何もなくていいと思います。
生地の厚み
生地は上:Mammut トレッカーズ 2.0が一番薄いようで、続いてArc’teryx Phase SL、一番厚めなのがファイントラック ソラノパンツのようです。
Mammut トレッカーズ 2.0とファイントラック ソラノパンツはポリエステル100%で、Arc’teryx Phase SLのほうはナイロン50%・ポリエステル43%・ポリウレタン7%と書いてあります。
どれも同じような感触の手触りと着心地で、伸び縮して足の動きを全く邪魔しません。Arc’teryx Phase SLがこころなしか硬めの素材かもしれません。
3枚のソフトシェルパンツを着用して比較
身長182cm・体重73Kg・ウェスト約84cmのオッサンがソフトシェルパンツ3枚を着用してみました。ちょっとお尻の部分などの・・・見苦しい場合は拡大して見ないほうがいいかもしれません。
ファイントラック ソラノパンツ
ソラノパンツは日本XLサイズだけあってさすがにダボっとしています。
腿やひざ・ふくらはぎの部分も大分余裕があります。歩くときに少しだけ擦れるようです。
Arc’teryx Phase SL
こちらはぴったりに近いけど少し余裕があります。
Mammut トレッカーズ 2.0
最後に新しく買ったMammut トレッカーズ 2.0、腿やスネの部分がピチッとしてますが、歩いても全く抵抗なく動作を邪魔しません。
画像で見るとまたの上が少し長く腰の上のほうまでカバーしている気がします。
Mammut トレッカーズ 2.0 はいてみた感想 まとめ
今までになくぴちっとして細めのスタイルですが、ソフトシェルパンツなので伸び縮みして動きをまったく邪魔をせず、さらにピタッとしているので足どうしが擦れることも全くありませんでした。
これを履いてトレッキングに行くと快適そうです。ほかの2枚のパンツも長年着用しているので体に馴染んで快適です。やっぱりソフトシェルパンツはいいですね。もっと欲しくなってきた・・・
しばらく3本体制で秋・冬・春着用して気づいた点がありましたら追記していきます。
ソフトシェルパンツ候補リスト
結局↓1番目の候補 Mammut トレッカーズ 2.0を買っちゃいました。
画像 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
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商品名 | Mammut(マムート) トレッカーズ 2.0 パンツ | Mammut (マムート) ソフテック トレッカーズ パンツ | アークテリクス シグマARパンツ | アウトドアリサーチ フェロッシーパンツ | Black Diamond(ブラックダイヤモンド) アルパインパンツ | Teton Bros.(ティートンブロス) クラッグパンツ | Norrona(ノローナ) フォルケティンフレックス1パンツ | MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア) タマラックパンツ | THE NORTH FACE(ザノースフェイス) サラテパンツ | カリマー クエストソフトシェルパンツ | ファイントラック ソラノパンツ |
特徴 | スッキリとしたシルエットが特徴のトレッカーズパンツ | 耐久撥水性と防風性に優れた二重織り SOFtechを使用したソフトシェルパンツ | ダブルコンポジットのソフトシェル パンツ | 耐久性のあるソフトシェル素材を使用したパンツ | 春・秋2シーズン用のアルパインパンツ | 細身のソフトシェルパンツ | マウンテニアリング向けの最軽量のソフトシェルパンツ | 岩と雪に挑むためのタフで温かいソフトシェルパンツ | アルパインクライミングやトラッドクライミングなど、岩の間や薮の中を進むようなハードな山行に適したロングパンツ。 | 優れたストレッチ性と磨耗性に優れた〔Double Woven Stretch DWR〕を採用したアクティブパンツ | 疲れにくいトレッキングパンツ |
ブランド | Mammut | Mammut | Arc’teryx | OR(OUTDOOR RESEARCH) | Black Diamond | Teton Bros. | Norrona | MOUNTAIN HARDWEAR | THE NORTH FACE | Karrimor | ファイントラック |
価格 | 約14,500円 | 約12,500円 | 27,500円 | 12,100円 | 約16,000円 | 約16,500円 | 約24,200円 | 16,170円 | 約18,000円 | 18,000円 | 約17,000 |
素材 | 89% ナイロン/11% Spandex (ポリウレタン) | メイン素材:SOFtech 4Way Stretch Double Woven DWR 表地:ナイロン89% ポリウレタン11% | Burly™ ダブルウィーブ 4 方向ストレッチ/ウィー バーリー™ ダブル ウィーブ | 90デニールストレッチリップストップ | 4ウェイストレッチウーブン+DWR加工(180g/m2、88%ナイロン、12%エラスティック) | Dry Action Softshell | FLEX™1 | ボディ/ミッドウェイトストレッチナイロン(ナイロン94%、ポリウレタン6%) | Stretch Softshell Hardface(ナイロン50%、ポリエステル43%、ポリウレタン7%) | Double Woven Stretch DWR(ナイロン65%、ポリエステル23%、ポリウレタン12%) | ポリエステル100% |
重量 | – | 380g | 480g | 353g | 400g | 350g | 434g | 603g | 485g | アイゼンガード:kevlar_-keprotec_(ナイロン88%、アラミド12% | 455g |
フィット | – | – | トリムフィット, 先細フィット | スリム | – | – | – | – | 480g | – | |
生産国 | – | – | – | – | – | – | ベトナム | – | 日本 | ||
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