日光 川治温泉高原:スノーシューで枯れ木沼を歩く

雪山

12月の雪が少し降り始めたころに日光の川治温泉高原を訪ねました。

このころはスノーシューで鶏頂山に登れるか、テストのために鶏頂山の麓にある枯木沼までスノーシューで散歩しています。

枯木沼へスノーシューで散歩

以下、10年以上前の情報になりますので変わっている場合があります。ご了承ください。

日塩もみじライン

塩原の400号を上がっていっても山に少しだけ雪がある程度だったので心配したが、日塩もみじラインの手前あたりから民宿の屋根などに雪が積もっているので安心した。

もみじラインに入ると30cmほどの雪が積もっていた。
400号に入るくらいまでは快晴だったが、日塩もみじラインに入ると雪雲が出てきて、スノーシューで枯木沼に登ると雪雲が真上にあって晴れているのに雪が降っていた。

ハンターマウンテン塩原とエーデルワイススキー場

ハンターマウンテン塩原の駐車場にも寄ってみた

左となりにはエーデルワイススキー場があってリフトで枯木沼の上まで連れていってくれるので去年はそれに乗って「かんじき」を使って鶏頂山に登った。下山はカンジキで降りた。
エーデルワイススキー場はそろそろオープン(12/7の話)するらしいので、リフトを試運転したり雪をまいたりしてコースを作成しているようだった。

枯木沼はGoogle Mapには載っていませんでした。

鶏頂山スキー場は何年か前につぶれてしまって今は主に鶏頂山に登るルートになっている。

スノーシュー MSR ライトニングアッセント

鶏頂山スキー場のゲレンデまでは車では入れないように途中の鳥居にパイロンがあったのと、雪が積もっているので普通の乗用車ではなかなか登っていけないので鳥居の手前に車を停めてスノーシューで歩いてみた。

ウェストバックだけのほぼ手ぶらに近い状態で枯木沼まで登ってみることにした。

自分は当時体重71Kgでウェストバック2Kg+衣服3Kg、計76Kgほど。スノーシューは「MSR ライトニング30」。これは急登に立ててかかとの負担を軽減するヒールリフターがなくその分値段が安くなっています。

相棒の新しいスノーシューは「MSR ライトニングアッセント25」でヒールリフターがついた製品。

早速枯木沼を目指して雪が積もった道路、ゆるやかなスキーコースを登ってみた。雪質はザラ雪で思ったより浮力がなくスノーシューが10cmほど潜ってしまう。


まだまだこの程度の積雪ではスノーシューの本領を発揮しないということなのでしょうか?それとも新雪だからしまっていないので沈んでしまうのかどっちにしても去年「かんじき」で感じたような浮力は感じられなかった。

枯木沼へ向かう

スノーシューを脱いでツボ足で歩くとたしかにスノーシューで歩いた時よりも少しだけ沈みが深いがまだまだ積雪が30cm程度なのでツボ足でも十分歩ける。

もう少し経って雪深くなってラッセルだと辛くなってきたらスノーシューの本領発揮するのかな?鶏頂山の山頂あたりまで登るともっと積雪が多いので、積雪70cmほどだったらスノーシューは本格的に使えるようになる。

少し積雪が多くなってきて、スノーシューが沈む。

少し登るとあっというまに枯木沼に着く。

右へ行くと鶏長山に向かうことができる。

足を踏み外さないように橋の部分を歩く。

枯木沼を一周したので帰る

ちょっと吹雪いていたので鶏長山には登れず、帰ることにする。
下りはスキーコースのゆるやかな坂をスノーシューを履いたまま下ってみる。
スノーシューが前後に長く足のかかとから20cmほど後ろに伸びているので、かかとから着地できず斜面に対して足全体を水平に着地するのでなんとなく変な感じで少し恐いが、傾斜が緩いので軽快に歩ける。

ホワイトガソリンのストーブをポンピングしてお湯を沸かす。

温泉 新湯温泉「寺の湯」「むじなの湯」

日塩もみじラインのハンターマウンテン塩原の手前に新湯温泉があって、「寺の湯」、「むじなの湯」、「中の湯」の公共温泉。

洗い場もなく簡易小屋のお湯だが泉質は最高で那須の「鹿の湯」に並んで1、2を争うお湯だと思う。是非一度は入っても存は無い。

むじなの湯の階段は凍っていて危険だった。

「寺の湯」は混浴で左が熱く右が若干ぬるめのお湯だ。入った時は「おばあさま」が5、6人入っていてぬるい右の浴槽を占領していた。仕方なく左の熱いお湯に入ったが、物凄い大きな笑い声や話し声でゆっくり入れなかった(笑)

「むじなの湯」は男女わかれているが浴槽は畳3畳ほどなので狭い。今回は2つ入った、「中の湯」は清掃中で入れなかった。3つの温泉ともポストにお金を入れるのだが、ズルをして入れないと監視カメラでみているので後で徴収されるようなことを「おみあげ屋さん」で言われた。必ず入れるようにしたい(笑)

スノースコップ

雪山に行くならば、ブラックダイヤモンドなどのスノースコップを用意しておきましょう。雪でテーブルや椅子を作ったり、風が強い時は、雪を少し掘ってガソリンストーブに風が当たらないようにお湯を沸かすことができます。

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