自宅で寝る時に使う敷布団の変わりにキャンプや登山で使うクローズドセルマット(ウレタンマット)のサーマレスト リッジレスト ソーラー やZ Lite Solを使い初めて7年くらい経ちましたので、当時の様子からまとめてみました。
2021年現在は自宅でリッジレスト ソーラーとニーモ スイッチバッグを愛用しています。
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キャンプマットを敷布団として使った7年間の結論
クローズドセルマットだったらどれでもほぼ一緒だけど1年でヘタる
自宅で敷布団の代わりにクローズドセルマットを7年間使った結論からいいますと、クローズドセルマットであれば何でも敷布団代わりに使うことができる。ということ。
ただし、1年くらい使うとヘタります!
ヘタってきて底付きしはじめたら腰や背中が痛くなるので、腰の部分にマットを追加したり、マットの位置を逆にしたり対策が必要です。
毎日使うとヘタってくるので1・2年ごとに1個ほど買い足していけばずっと使い続けられます。
長持ちするのは、他のクローズドセルマットと比べて硬めにできているニーモ スイッチバッグが敷布団代わりには一番良いと感じました。
ヘタリ具合は下のほうにニーモ スイッチバッグとの比較画像で紹介していますのでご覧ください。
背中と腰がマットに乗っていれば体が痛くならない
基本的に腰とできれば背中がマットの上に乗っていれば翌日体が痛くなることはなかったです。
なので、足の部分はヘタったキャンプマットでもOKで、まだ新しめのクローズドセルマットは短いので腰と背中に敷けばヘタったマットも有効活用できます。
頭の部分は普通の枕を使えば特にマットに乗ってなくても大丈夫。
キャンプマットの種類は3種類
キャンプマットは主に以下の3種類があります。
- クローズドセルマット(ウレタンマット)
- エアーマット
- インフレータブルマット
フカフカな敷布団でないと眠れない方はエアーマットやインフレータブルマットのほうがよさそう。
硬い敷布団が好みの場合はクローズドセルマット(ウレタンマット)がよいでしょう。
敷布団として使ってきたクローズドセルマット 4種
今まで自宅で敷布団代わりに使っているキャンプ用のクローズドセルマットは以下、(2021夏はサーマレスト リッジレストソーラー ロングの上にニーモスイッチバッグを敷いて寝てます。)
- THERMAREST(サーマレスト) リッジレスト ソーラー ラージ2枚(廃盤?)ソーライト
- THERMAREST(サーマレスト) Z Lite Sol スモール
- 中華キャンプマット(4ページ目)
- NEMO(ニーモ) スイッチバック ショート
ニーモスイッチバッグが一番硬めで、最初から柔らかいのは中華キャンプマット
ニーモ スイッチバック レビュー
ここで最近買ったNemo スイッチバックを簡単に紹介します。
ニーモ スイッチバック 化粧箱
箱はブラックでカッコいい。
ただのキャンプマットの箱なのにこだわっていてカッコ良すぎるので思わず撮影しました。
箱の裏面には英語で詳しくスイッチバックの説明が書いてある。
主なスペックは-7度まで適用で、厚み2.3cm・重さ300g・ショートなので130x51cm
ニーモ スイッチバック 開封
箱から出してみる。
表面はオレンジでヘキサゴナル(六角形)シェイプを階段のように配列したデザイン。
裏面は熱を反射するサーマルフィルム蒸着で冬でも雪山でも使える仕様。家で使うにはここまでは必要なさそう。
1ヶ月以上毎日使って↓少し柔らかく、突起が少しだけ潰れてきたかな?
他のクローズドセルマットと比較
今まで使っていてこれからも使うヘタっているクローズドセルとNEMOスイッチバックを比較してみましょう。
サーマレスト リッジレストソーラーとZ Lite・中華クローズドセルはどれもヘタっているのでトレッキングのテント泊では使えないのですが、家で使うにはまだまだ重ねて使えます。
サーマレスト Z Lite Sol
Z Lite Sol↓はかなりのヘタりでフニャフニャしていてもうキャンプには持っていけない、一方ニーモ スイッチバッグのほうは硬い、コレは今までと違ってヘタりにくそう。
突起が潰れてしまったZ Lite Sol↓
中華クローズドセル
中華のキャンプマットのほうは、2千円前後という安さなのか?ヘタりが早い気がしました。
いくつか買いましたが↓みんなこんな感じで人間が寝る真ん中が凹むようにヘタってひび割れも入っています。
裏も突起が潰れてひび割れ。
サーマレスト リッジレストソーラー
7年も毎日使ったサーマレスト リッジレストソーラーはかなり薄くなってしまいました。
今はニーモスイッチバッグと一緒に↓床にこのように敷いて、スイッチバッグが腰・背中があたるように敷いています。
腰のあたりを柔らかくしたい場合は↓このように重ねると完全に腰が痛くなりにくい。
キャンプマットの横幅
キャンプマットは家で使う場合には幅が広いほうが寝返りしやすくて良いです。ただ夏はマットとシーツを敷けば掛け布団はタオルケット程度ですが、
冬は封筒型でも幅が狭いと寝返りしにくいので、キャンプマットを横に2つ並べて使うと寝返りできます。
ニーモスイッチバッグ↓51cm
中華キャンプマット↓57cm
サーマレスト リッジレストソーラー↓61cm
サーマレスト リッジレストソーラーが一番横幅が広いので、家で使うには寝返りがしやすくて便利。
NEMO チッパー ワビサビ
環境を考慮して端材で作られたクローズドセル座布団のチッパー ワビサビも2つ買ってみました。
トレッキングの時の休憩に使っていまして、ウチでは寝る前にタブレットで映画を見る時に敷いて使っています。
ランダムに色が違うのがなかなか魅力的。
よく見るとで突起が潰れている?中が空洞になっている部分もある。
座ってみると突起部分が硬いところと柔らかいところがあって、ニーモスイッチバッグよりも出来が悪い印象。
折りたたんでも抑えないと少し浮いてしまう。↓
バンドがあるので2つ連結して使うのも楽しい。
続いてクローズドセルマット11種類を紹介します。
クローズドセル キャンプマット おすすめランキング 11選
膨らませないタイプのキャンプマットをクローズドセルマットといい、ポリエチレンを立体構造にしたマットを指します。
2021年買えるクローズドセルマット11選を紹介していきます。
ホームセンターで気軽に買える激安な銀マット、寝心地は良いとは言えない。
軽く安いのでテント泊でも利用されている方が多い、タフな人専用な銀マット。
石の多いキャンプ場で使用すると底付き感があり痛い、平らな土の場所限定で使える。
運ぶ時にかさばるのが問題でリュックの中に入れることは難しい、通常はリュックの上か下にくくりつける。
アルミ蒸着の格安インフレータブルマット
格安な汎用クローズドセルマット
アルミ蒸着加工で断熱性アップ、寒い時期のキャンプで使えるクローズドセルマット
少し重く幅が56cmと広めなのでキャンプに使えてテント泊にはあまり向かない。
メーカー保証1年・専用ケース付き
素材 | 発泡ポリエチレン・EVA樹脂 |
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R値 | – |
サイズ(使用時) | シングル:182x56x2cm・ダブル:217x140x1.5cm |
(収納時) | シングル:13×12.5x56cm・ダブル:39x13x70cm |
重量 | 270g |
発泡ポリエチレンの標準的なコスパ重視のウレタンマット
収納時に束ねるゴムバンド2本付き
素材 | 架橋ポリエチレン |
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R値 | 2.0 |
サイズ(使用時) | レギュラー:183x51x1.5cm・ラージ:196x63x1.5cm |
(収納時) | レギュラー:直径20x51cm・ラージ:直径22x63cm |
重量 | レギュラー:400g・ラージ:540g |
アルミ蒸着なしのスタンダードでリーズナブルなクローズドセルフォームパッド
リッジレスト ソーライトより安めなのでキャンプや自宅使用・災害時の備え・予備として使える。
モンベル フォームパッド
素材 | 発泡ポリエチレン・EVA樹脂 |
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R値 | – |
サイズ(使用時) | 90:91x51x1.6cm・120:121x51x1.6cm・150:151x51x1.6cm・180:181x51x1.6cm・ラージ:198x120x1.6cm |
(収納時) | 90:15x51x5.5cm・120:15x51x7cm・150:15x51x9cm・180:15x51x11cm・ラージ:40x60x10cm |
重量 | 90:200g・120:273g・150:336g・180:395g・ラージ:652g |
モンベルにしか売ってない5種類のサイズから選べるフォームパッド
5種類のサイズを使用用途に合わせて選べる。登山のテント泊・キャンプ・災害時の備えとして。
ラージは幅120cmで2人のキャンプにピッタリ。
イエローやブルーが飽きた方に落ち着いたコヨーテカラーの Zライト
R値が1.7と通常のZライト SolよりもR値の断熱性能低め。
ケース付きだと7260円
素材 | 架橋ポリエチレン |
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R値 | 2.1 |
サイズ(使用時) | スモール:122x51x1.5cm・レギュラー:183x51x1.5cm・ラージ:196x51x1.5cm |
(収納時) | スモール:直径17x51cm・レギュラー:直径20x51cm・ラージ:直径22x63cm |
重量 | スモール:260h・レギュラー:400g・ラージ:540g |
くるくると巻くタイプのクローズドセルマット
巻くタイプのクローズドセルマットなのでかさばる。
登山にも持っていけるがアコーディオン型クローズドセルのほうが適していて、キャンプや車中泊のほうが活用できる。
素材 | 架橋ポリエチレン |
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R値 | 2.0 |
サイズ(使用時) | スモール:130x51x2cm・レギュラー:183x51x2cm |
(収納時) | スモール:10x51x14cm・レギュラー:13x51x15cm |
重量 | スモール:290g・レギュラー:410g |
山でもキャンプでもどこでも持っていける定番のクローズドセルマットレス
表面にはアルミ蒸着で断熱性20%アップ。
カラーはスモール・レギュラーともにシルバー/ブルー・シルバー/レモンの2色あり。
素材 | 発泡ポリエチレン・EVA樹脂 |
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R値 | 2.0 |
サイズ(使用時) | ショート:130x51x2.3cm・レギュラー:183x51x2.3cm |
(収納時) | ショート:13x51x11cm・レギュラー:13x51x14cm |
重量 | ショート:・レギュラー:415g |
ニーモの6角形シェイプの独自デザイン クローズドセルマット
裏面には熱反射のサーマルフィルム蒸着
クローズドセル キャンプマット おすすめ11選 比較
紹介したクローズドセルマット11選のスペックを表にしましたので比較してみてください。
画像 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
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商品名 | NEMO スイッチバック | THERMAREST Zライト ソル | THERMAREST リッジレスト ソーライト シルバー/セージ | THERMAREST Zライト コヨーテ/グレー 30302 | モンベル フォームパッド | THERMAREST リッジレスト クラシック | CAPTAIN STAG キャンプマット レジャーシート EVAフォームマ | Mozambique キャンプ マット | BUNDOK フォールディング マット | Soomloom 寝袋用マット | 銀マット アルミレジャーマット ロール M |
特徴 | ニーモの6角形シェイプの独自デザイン クローズドセルマット | 山でもキャンプでもどこでも持っていける定番のクローズドセルマットレス | くるくると巻くタイプのクローズドセルマット | イエローやブルーが飽きた方に落ち着いたコヨーテカラーの Zライト | モンベルにしか売ってない5種類のサイズから選べるフォームパッド | アルミ蒸着なしのスタンダードでリーズナブルなクローズドセルフォームパッド | 発泡ポリエチレンの標準的なコスパ重視のウレタンマット | アルミ蒸着加工で断熱性アップ、寒い時期のキャンプで使えるクローズドセルマット | 格安な汎用クローズドセルマット | アルミ蒸着の格安インフレータブルマット | ホームセンターで気軽に買える激安な銀マット、寝心地は良いとは言えない。 |
ブランド | NEMO(ニーモ) | THERMAREST(サーマレスト) | THERMAREST(サーマレスト) | THERMAREST(サーマレスト) | mont-bell(モンベル) | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) | Mozambique(モザンビーク) | BUNDOK(バンドック) | ワイズ(WAISE) | ||
価格 | ショート:約4,000円・レギュラー:7,150円 | スモール:5,280円/レギュラー:6,820円 | スモール:3,520円・レギュラー:5,280円・ラージ:7,040円 | 6,160円 | 90:4,180円・120:4,730円・150:5,280円・180:5,940円・ラージ:7,040円 | レギュラー:3,850円・ラージ:5,500円 | シングル:約2,100円・ダブル:約4,300円 | 約4,800円 | 約1,700円 | 約2,500円 | 約500円 |
素材 | 発泡ポリエチレン・EVA樹脂 | 架橋ポリエチレン | 架橋ポリエチレン | 架橋ポリエチレン | 発泡ポリエチレン・EVA樹脂 | 架橋ポリエチレン | 発泡ポリエチレン・EVA樹脂 | XPEフォーム | 発泡ポリエチレン | IXPE | ポリエチレン・表面:PETアルミ蒸着フイルム |
R値 | 2.0 | 2.0 | 2.1 | 1.7 | – | 2.0 | – | 2.6 | – | – | – |
サイズ(使用時) | ショート:130x51x2.3cm・レギュラー:183x51x2.3cm | スモール:130x51x2cm・レギュラー:183x51x2cm | スモール:122x51x1.5cm・レギュラー:183x51x1.5cm・ラージ:196x51x1.5cm | 183x51x2cm | 90:91x51x1.6cm・120:121x51x1.6cm・150:151x51x1.6cm・180:181x51x1.6cm・ラージ:198x120x1.6cm | レギュラー:183x51x1.5cm・ラージ:196x63x1.5cm | シングル:182x56x2cm・ダブル:217x140x1.5cm | 183x56x2cm・ | 180x60x1cm | 183x55x1.8cm | 180x50x0.8cm |
(収納時) | ショート:13x51x11cm・レギュラー:13x51x14cm | スモール:10x51x14cm・レギュラー:13x51x15cm | スモール:直径17x51cm・レギュラー:直径20x51cm・ラージ:直径22x63cm | 13x51x14cm | 90:15x51x5.5cm・120:15x51x7cm・150:15x51x9cm・180:15x51x11cm・ラージ:40x60x10cm | レギュラー:直径20x51cm・ラージ:直径22x63cm | シングル:13×12.5x56cm・ダブル:39x13x70cm | 12x56x13cm | 13x60x15cm | 13x55x12cm | – |
重量 | ショート:・レギュラー:415g | スモール:290g・レギュラー:410g | スモール:260h・レギュラー:400g・ラージ:540g | 410g | 90:200g・120:273g・150:336g・180:395g・ラージ:652g | レギュラー:400g・ラージ:540g | 270g | 500g | 315g | 420g | 180g |
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次のページからは自宅でキャンプマットを使い始めたころからの記事になります。
コメント
はじめまして。
自宅での睡眠時、マットレスや
すのこベッドの代わりに、
サーマレストのマットが使えないかと考え、こちらのサイトを拝見しました。
冬は良いとして、
夏は湿気や通気性などいかがでしょうか?ムシムシしますか?カビなど生えないでしょうか?
すのこベッドの代わりにサーマレストのマットをフローリングに敷き、その上にマットレスを敷いて自宅で寝ようと考えています。
よろしければ参考までに教えて下さい。
nao様
コメントありがとうございますm(_ _)m
2014年夏はずっとサーマレストの上にシーツのみでしたが結露はありませんでした。
地面からはサーマレストを伝って結露が上がってくることは無いと思います。
ただ、ベッドのマットレス下にサーマレストを敷いて、マットレスがはみ出た部分は結露する可能性があります。
僕の場合はサーマレストは敷布団代わりに使っているので朝起きたらクローゼットにしまうので、敷っぱなしというのはやったことはありません。
下(サーマレスト)からの結露は大丈夫だとしても敷っぱなしの結露対策(空気中やマットレスの水分)としては高さと空気が流れる空間のある「すのこ」を下に敷くほうが良いかと思います。
もし毎日上げ下げする場合はサーマレストのほうが軽いしコンパクトなのでサーマレストですかね?