自宅で過ごすことが多くなった昨今、自分は20年前から自宅作業員なので仕事はほとんどの時間を自宅で過ごしていて、トレッキングやアウトドアが好きなので、トレッキングウェアやアウトドアガジェットを自宅で使うように選んでいます。
秋・冬・春の自宅にはフリース ジャケットが柔らかくて伸び縮みするので重宝しますが、秋・春は薄手のフリースで冬は分厚いフリースを選ばないと寒くなってフリースの上にアウターが必要になってしまいます。
部屋の中でソフトシェルなどのアウターを着用すると違和感がある時が多く、ウェアによってはシャカシャカしたりオーバーヒートになる場合もあるので、部屋ではなるべくベースレイヤーとフリースの2枚で過ごしたいところ。
ということで真冬に使える分厚いフリースを調査して、実際に買ってみましたので参考にしてくださると嬉しいです。
- 石油ストーブが使えないマンションに引っ越したので冬ウェア強化
- ポーラテック パワーストレッチ Proは分厚いフリース
- HOUDINI M’s Power Houdi メンズ パワー フーディ L True Black/True Black 導入
- Arc’teryx kyanite hoody カイヤナイト フーディと比較
- Arc’teryx カイヤナイトフーディーとHoudini パワーフーディを比べてみて
石油ストーブが使えないマンションに引っ越したので冬ウェア強化
最近、石油ストーブが使えないマンションに引っ越したので、大好きな石油ストーブともサヨナラして、今年の暖房器具はエアコンだけで過ごすことになりそうです。
石油ストーブなしでも冬を過ごせるウェアを探す
真冬の5度くらいまでは部屋の中でエアコンの暖房をつけなくてもフリースとベースレイヤーのみの2枚着用で耐えられそうなフリースを導入してみました。(冬はベースレイヤーも冬山用の厚めのものを着用するようにしています。)
0度前後になると、さすがに室内でもアウターを着用しないと過ごせそうにないのですが、フリースの上にダウンや化繊のベストを着用すれば動きを邪魔せずに0度くらいまではいけそうです。
マンションはストーブ禁止が多い
今年もこのストーブ↓使えると思っていましたが・・・引っ越した先のマンションはストーブ禁止。
マンションってほとんどが石油ストーブ禁止なんですよねぇ、引っ越す前までのマンションは石油ストーブ可能だったので良かったのですが・・・
パワーストレッチPro素材にたどり着く
石油ストーブなしで、冬の室内を乗り切るために買ったのは、素材にポーラテックのパワーストレッチ Proを採用したHoudini定番のパワーフーディで、アークテリクスのカイヤナイト(3年ほど着用)と同じ素材なので、分厚く暖かいフリース フーディです。
もちろん冬山でも分厚いフリースは大活躍しますが、普段お家に居るときにもベースレイヤーとフリースの2枚だけで過ごす期間が冬の間3~4ヶ月と長いので分厚いフリースはとても助かります。
どうしても寒い時は仕方なくアウターも着用
これが防風性のあるソフトシェルだと、室内で着用するにはちょっと不向きで、素材が薄かったりちょっとシャカシャカしたりで、冬の室内保温用途でストレスなく着続けられるジャケットは数少ないと思う。
部屋の中でもどうしても寒い時には、エアコンの暖房をつけたりアトムLT↓やダウンなどのアウター着用しちゃいます。
アウターよりも伸び縮みする厚手のフリースのほうが室内でもストレスなく動けるし、やわらかな毛布を着ている感覚で安心感がありなるべくベースレイヤーとフリースだけで過ごしたいところ。
ポーラテック パワーストレッチ Proは分厚いフリース
そんな分厚いフリースの中でもPolartec Power Stretch Proを採用したフリースは分厚くて暖かく、ストレッチと呼ばれているように4方向伸び縮するのでお部屋の中でもトレッキングでも暖かく動きを全く邪魔しないジャケットで冬場はとても重宝します。
パワーストレッチ Pro採用のフリース フーディ2枚 導入
個人的にパワーストレッチPro採用のアークテリクスのカイヤナイトを3年ほど使っていて感じたのは、分厚く暖かいのにストレッチが効いて動きを邪魔しない!コレを着たら0度近くなる冬は手放せなくなります。
ポーラテック パワーストレッチProの特徴
特徴は以下の3つで、毛布のような分厚いフリースで縦にも横にも伸びるところがスゴイところで、さらに耐久性が高いので5年くらいは使えそうなウェアです。
- 4方ストレッチ:伸び縮がスゴイ
- 耐摩耗性に優れる:長く着用できる
- 分厚いフリース生地で保温性に優れ真冬に最適
自分の場合はトレッキングウェアは約5年間着用しますので、5年着用できると年間3~5千円くらいの減価償却で着用できて、さらに破れたり汚れたりしてなければ古着として使ってくれる方にお譲りでき、次に買うウェアの資金にもなります。
暖かいのにすごく伸びる↓し分厚く暖かいフリース、保温性はウール混毛には負けるかもしれませんが、伸び縮はパワーストレッチProのほうがすごそうで、自宅作業やリラックス・寝る時にまで使える。
寝る時も邪魔にならないので、着用したまま自宅でシェラフで寝てもノーストレス
Patagonia ベターセーターは保温性はあったけどデスクワークだと腕がキツイ
8年くらい前になりますが、冬にはPatagonia Men’s Better Sweater Hoodyを着用してパソコン仕事をしていた時期があります。↓
このベターセーター フーディは外出時にも最適で冬の室内でも暖かくて良かったのですが、デスクワークでキーボードを長時間打っているとストレッチがあまり効かず腕が締まって動きにくいのが難点でした。
ベターセーターはもう少しストレッチが効けば保温性もあって室内着としては最高でしたが、伸び縮みが少ないのでやはりパワーストレッチPro素材のほうがノーストレスで過ごせます。
HOUDINI M’s Power Houdi メンズ パワー フーディ L True Black/True Black 導入
今年は石油ストーブがなく、Arc’teryx カイヤナイト フーディ1枚だけでは洗濯時に冬を乗り越えられないので、同じパワーストレッチPro素材のHoudini パワー フーディを買ってみました。
これで、洗濯しても着回せて冬の間の室内はずっと暖かく過ごせます。
結論から言うと、シルエットやチャックなどの仕様は違いますが、同じ素材を使っているので暖かさはほぼ一緒でかなり暖かく冬場の強い味方です。
日本正規代理店のフルマークから購入
偽物をつかませられるのも面倒なのと、海外通販ではHOUDINIはあまり出てないようなので、正規代理店のフルマークで購入しました。
新規だと千円割引で送料無料、計27600円、アークテリクスのカイヤナイト フーディよりも高いけど、5年着用できればプチプラ ウェアと同等か古着としてお譲りできればそれよりも安い値段になる。
(以下、画像が光の加減で色味がおかしいところがあります。パワー フーディのカラーはブラックになっています。ご了承ください。)
ダンボール箱も中身も非常に丁寧な梱包でした。
カラーはTrue Black/True Blackの L サイズ
ジャケットはオッサンになってから色を選ぶのが面倒になってきたので、冬はほぼブラックにして、パンツはグレーにしています。
色は決まっているので、あとは暖かさや汗抜けなどの機能に集中できます。
自分の身長・体重は現在以下のようになっています。体重は緩めの炭水化物抜き生活をして8Kgほど痩せましたが、暴飲暴食するとアップします・・・
- 身長:181cm
- 体重:73Kg
シャツはたいてい110cm(身幅55cm)なのでChest(胸)Lサイズがピッタリでした。
パワーフーディの平置きの身幅は実測で約56cmとベースレイヤーを着る分だけ若干大きめに作ってありますが、スリムフィットなのでシルエットがカッコいい見た目になりました。↓
ダブルジッパーが重い
Houdiniはジッパーにこだわりがないのか?かなり厚めの頑丈なジッパーで片手では上げ下げするのには辛い。
アークテリクスのジャケットのチャックは片手で上下できるほど軽く、たまに自動で下がってしまうほど軽すぎるので上のほうはちょっとガジガジとひっかかりがあり、手で操作しないと下がらないようにできているようです。
ハンドウォーマーポケットのジッパーもセンタージッパーと同じなので、片手でチャックの上(下)を抑えながらスライダーを上下する必要がある。
フードと右チャックの部分にHOUDINIアイコン
やってきたパワーフーディのカラーはTrue Black/True Blackなので、ブラックでアイコン部分もブラックで目立たなくなっています。
他のカラーもアイコンはあまり目立たないので、HOUDINIのマークがあっても気にせず着用できるのが嬉しい。
両サイドのハンドウォーマーポケットは斜めで手を入れやすい
ハンドウォーマーポケットは「ハ」の字になっていて、手がすっと入ってポケットが裾まであるので手を温めやすい。
フーディは甲高
背中のフック
壁のフックに吊るしておけるようにコード状のフックがある。
フィンガーホールで手の甲あたたか
寒いときに手先を使う作業でグローブを着用できない時に活躍するフィンガーホール付きで、親指を通す穴の周りも分厚くなっているので、指から下の手のひら・手の甲は温められます。
実際に指を入れてみるとこんな感じ↓けど指は寒そうで、指先を使うキーボードの作業などは指をホットパネルなどで温めつつ作業するしかなさそう。
フィンガーホールに親指を入れない時は少しだけ腕が長くなりますが、気になるほど長くはなかった。
フーディまでパワーストレッチPro採用
フーディまで暖かくする必要があるか?賛否両論ありそうですが、個人的にはフーディをかぶる時はパワーフーディはミッドレイヤーでアウターのダウンとかソフトシェルを上に羽織るので、ここまで暖かいフードは必要なかった。
ベースレイヤーとミッドレイヤーのパワーフーディの2枚着用で寒い時には使えるのかな?今冬試してみます。
ポケットの裏地とドローコード
左右のハンドウォーマーポケットの裏地はメッシュになっていて、よく見ると角にドローコードがちょとだけ顔をだしています。
ドローコードが裾の角に少しだけでている。↓
ポケットの中をみてみると下の角部分にドローロックが入っていて、裾から風が侵入してきた時はポケットに手を突っ込んでドローコードを引っ張りつつドローロックを閉めれば風の侵入を軽減できる。
スソからの風の巻き上げは防げますが、風が強い時はどうしてもフリース生地全体から風が侵入してしまいますのでドローコードはいらなかったかなぁ、と思うところ。
個人的にも自宅での着用時には風が吹かないのでドローコードは必要ありません。
Houdiniにはさらに暖かいAltoもある
Houdiniでパワーフーディよりさらに暖かいフリースはAltoがあり、こちらはメリノウール混毛のさらに分厚いフリースで、ウール混毛なのでストレッチがどのくらい伸び縮するのか?696gとちょっと重いのが弱点かな、今冬でパワーフーディを0度近くなる室内で試して暖かさがたりなかったら導入してみます。
パワーフーディが保温レベル★3つだとしたらAltoは保温レベル★4つだそうです。(Houdini 正規代理店フルマークの記事より)
Arc’teryx kyanite hoody カイヤナイト フーディと比較
Arc’teryxカイヤナイト フーディとHOUDINI パワー フーディーを簡単に見比べてみましょう。
ARC’TERYX(アークテリクス) Kyanite Hoody
体をつつみこむトリムフィットデザインで厚手のフリースながら美しいシルエット
着用したシルエットの違い
カイヤナイト フーディ↓はトリムフィットでふっくらとした見た目で、ちょっとお腹が出たようなボッテリとしたシルエットのような気がします。
対してパワーフーディ↓はスリムフィットでシャープでカッコいい印象になった。
自分はオッサンで少しお腹がでているので、腹筋が割れている方はもっとシャープなシルエットになりそう。
毛玉ができにくい
素材のパワーストレッチProは3年使用しても表面には毛玉ができず、内側にもあまり毛玉ができないのが良いところの一つ。
カイヤナイト フーディは3年間着用しても内側の起毛にもほとんど毛玉はできず手入れは必要ない。
白い品質表示タグは 3年間(冬3シーズン)着用して洗濯したのでほつれてきている。
ポケットの位置に各ブランドの考え方の違いが出る
アークテリクスのカイヤナイトフーディーのほうは、たしかクライミングのハーネスを腰に付けるとチャックが当たるので上のほうに設置していると聞きました。
なので、チャックを下げる動作がしにくい、けど下げたらポケットに手を入れてもポケットが下のほうまであるので違和感はありません。
チャックはカイヤナイト フーディのほうが水が侵入しにくいチャックになっている。↓
ハンドウォーマーポケットの裏地
ポケットの裏地はカイヤナイトのほうが穴がポツポツした裏地で裾までポケットは下がってない、右側の内側には内ポケットあり。
(カイヤナイトARフーディではハンドウォーマーポケットの位置が裾までに変更されてより使いやすくなっていました。)
パワーフーディのほうはメッシュが細かく裾までポケットがある。
裾(すそ)の仕上げ
主な生地はポーラテック パワーストレッチProと同じながら、裾の仕上げがカイヤナイトのほうは違う布地で巻いて仕上げをしているいっぽうで、パワーフーディのほうはパワーストレッチProをそのまま巻いて仕上げている。
自分は素人なのでどちらの仕上げが良いとは言えませんが、カイヤナイトフーデイのほうはスマートでパワーフーディのほうが分厚い印象になりますね。
新作カイヤナイトARフーディも買ったけど色が気に入らず、返品した
カイヤナイトが気に入りすぎたので、ブラックがなかったけど妥協して、グレーっぽいカラーのGlitchを買ってみましたが・・・ちょっと色が薄すぎたので返品しました。
ARC’TERYX(アークテリクス) Kyanite AR Hoody
オールラウンド(AR)な厚手フリース新作カイヤナイトARフーディー
こちらも素材にパワーストレッチProを使っていて分厚いフリースで、(AR=オールラウンドの意味)ノーマルのカイヤナイト フーディとほとんど(全く一緒の厚み?)変わりのない厚みですが、裾が長めにできているのが違い。
ちなみにカイヤナイトLTフーディ(LT=ライトウェイト 軽量)もありますが、薄手のトーレント フリースを採用しているので秋・春用で真冬の室内にはあまり向かなそうです。
色がちょっと薄かった
ほとんど違わないものの、前身の横ラインがARフーディ(画像右)のほうはポケットの上、ノーマルのフーディ(画像左)のほうはポケットの下に横ラインの縫い目がある。
色がちょっと商品画像より薄く、手持ちのパンツの色がグレーが多いので合わせづらい。
チャックの位置が下がってチャックを下げやすくなった。
チャックが斜めからまっすぐに変わったかも
もしかしたら両サイドのハンドポケットのチャックが逆ハの字の斜めからARフーディはまっすぐに変わったのかもしれません。
素材はパワーストレッチProで全く一緒
分厚く頑丈で毛玉になりにくいフリース素材で、4方にストレッチするので動作にまったく邪魔をしません。
テレワークなどで在宅が多くなっているコロナ禍で、デスクワークに最適なフリースです。
シワはつきやすいかな?
着ているうちに伸びてシワが目立たなくなりますが、押し入れに放り込んでおくとシワになります。
ちゃんと畳んであってもシワが目立ちますので、あまり気にしない人向けかもしれません。
裏地もほぼ一緒
裏地もパワーストレッチProなので一緒でメッシュポケットも一緒だと思います。
色が気に入らなくTELして返品手配しました。返品送料は自己負担で1440円かかった。
カイヤナイトARフーディ と カイヤナイト ベスト
カイヤナイト ベストも持っているのでついでにちょっと並べてみましたが、やはりほぼ一緒ですね。
カイヤナイトARフーディのブラックが入荷したら買おうと思いましたが、Houdiniパワーフーディ買ったのでもう必要なさそう。
Arc’teryx カイヤナイトフーディーとHoudini パワーフーディを比べてみて
Houdini パワーフーディの気に入った点
- スリムフィットデザインでシルエットが美しい
- Polartec Power Strech Proフリースで暖かい
- 耐久性があり長く着用できる
Houdiniの気に入らない点
アークテリクスのカイヤナイト フーディと比べてちょっと気になった点をあげてみます。
- チャックが重い、スライドも硬い(それだけ頑丈にできてる?)
- フードはあまり使わないので薄手の素材がよかった
- 裾(すそ)のドローコードは必要なかった。(自宅内での着用時に限る)
パワーストレッチPro素材のフリース ジャケット・フーディは冬の室内着に最適
いまのところ、パワーストレッチPro素材の厚手 フリースが10度以下の冬の自宅では最適に思えます。
雪が降る東北のほうだとストーブをつけると思うので、関東から下よりも室内は暖かく、ベースレイヤーとフリースだけでも過ごせそうかな?
自分の今住んでいるところは福岡なので、東京とあまり変わりはありませんが、雪も年1・2回降るか降らないかの温暖な地域、なのでたいていは冬の自宅でも2枚だけで過ごせます。
厚手 フリース 採用の3つのフーディ
画像 | |||
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商品名 | HOUDINI(フーディニ) Men’s Power Houdi | ARC’TERYX(アークテリクス) Kyanite AR Hoody | ARC’TERYX(アークテリクス) Kyanite Hoody |
特徴 | ポーラテック パワーストレッチPro採用の厚手フリースでHoudiniの代表的なアウトドアウェア | オールラウンド(AR)な厚手フリース新作カイヤナイトARフーディー | 体をつつみこむトリムフィットデザインで厚手のフリースながら美しいシルエット |
メーカー | Houdini | ARC’TERYX | ARC’TERYX |
価格 | 28,000円前後 | 24,500円前後 | 24,500円前後 |
素材 | Polartec Power Strech Pro | ポーラテック パワー ストレッチPro(ポリエステル53%、ナイロン38%、ポリウレタン9%) | Polartec Power Strech Pro |
重量 | 478g | 415g | 425g |
ポーラテックのパワーストレッチPro採用のフリースジャケットやフーディはまだ他ブランドにもあるようなので発見したら追記していきますね。
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