2021年の冬は石油ストーブ禁止のマンションに引っ越したために、暖かい室内着を買い足す必要がありまして、Patagoniaマーニャフリースパンツと、THE NORTH FACE テックエアースウェットジョガーパンツを試してみました。
オススメの冬のフリースパンツで自分が買った着用感や生地を紹介していきます。
- Patagoniaマーニャフリースパンツ・THE NORTH FACE テックエアースウェットジョガーパンツ レビュー (今このページを見ています)
- Patagonia 部屋着 Synchilla Snap-T Pants シンチラ スナップT パンツ導入
- 冬の室内 フリースパンツ4選
- 冬の室内パンツの条件
- Patagonia Mahnya Fleece Pants メンズ・マーニャ・フリース・パンツM
- ザ・ノース・フェイス THE NORTH FACE テックエアスウェットジョガーパンツ Tech Air Sweat Jogger Pants NB32084 (Z)ミックスグレー XL
- Patagonia Synchilla Snap-T Pants STY56675 L ブラックはハズレ
- penfield CELLHEAT SWEATPANTS フリースパンツ XL
- 冬のフリースパンツ 3本比較
- 冬のリラックスパンツ まとめ
冬の室内 フリースパンツ4選
ノースフェイスの厚手スウエットパンツ ノースフェイス・テックエアジョガーパンツ・パタゴニア マーニャフリースパンツ・シンチラ スナップTがあります。
パタゴニア・ノースフェイス リラックスパンツ4選
結論から言うと、テックエアジョガーパンツがオススメで、シンチラスナップTパンツは毛玉やホコリがつきやすく、マーニャフリースパンツはヘタリが激しいので・・・オススメできません。
フーディニのロッジパンツも試したかったのですが、今季はこれ以上冬用のリラックスパンツは必要なかったので、来冬あたり機会ありましたら試してみます。
画像 | 1 | 2 | 3 | |
---|---|---|---|---|
商品名 | ザノースフェイス テックエアースウェットジョガーパンツ | フーディニ Men’s Lodge Pants ロッジ パンツ | パタゴニア Patagonia シンチラ スナップTパンツ | パタゴニア マーニャ・フリース・パンツ |
特徴 | スタイリッシュでヒザが出にくく型くずれしにくい肉厚のスウェットパンツ | Polartec Thermal Power Dry採用のリラックスパンツとして最適な一着 | クラシックなフリースで部屋で着用に最適、ブラックはホコリを吸い取り見た目がよくない | 2019年ごろからフリースからパイルに変更になってヘタりでヒザがでる |
メーカー | THE NORTH FACE | HOUDINI | Patagonia | Patagonia |
価格 | 11,000円前後 | 18,000円前後 | 17,000円前後 | 11,000円前後 |
素材 | Stretch Tech Air Sweat(ポリエステル70%、レーヨン25%、ポリウレタン5%) | Polartec Thermal Power Dry 合成繊維(リサイクルポリエステル)91%,合成繊維(Elastane)9% | リサイクル・ポリエステル・フリース100%(現行品) | オーガニックコットン85%/ポリエステル15% |
今まではパタゴニアの シンチラスナップT を愛用していましたが、ホコリ吸着が嫌になって手放しました。(2ページ目に紹介しています。)
マーニャフリースパンツはオーガニックコットンを使っているので?フリースとは呼べないのかもしれませんね。
スウェットとフリースの違い
ここでノースフェイスのスウェットパンツと、パタゴニアやフーディニのフリースパンツの違いについて調べてみました。
- スウェット:伸縮性、吸汗性、防寒性に優れた厚手の生地
- フリース:ポリエチレンテレフタラート(PET、ポリエステルの一種)で作られた柔らかい起毛仕上げの繊維素材
スウェットは綿でできた裏起毛の素材かと思っていまいたが、綿以外の素材でもスウェットと言うようです。
ノースフェイスのテックエアジョガーパンツはポリエステルとレーヨンなどの化学繊維ですが、着用すると水をすぐに吸収して色が濃く(手洗いで股のあたりを濡らすとオシッコ漏らしたみたいに・・・)なり、たしかに吸汗性に優れていました。
一方でフリースは吸汗性はなく、速乾性があって、それぞれ特徴がありました。
冬の室内パンツの条件
冬の室内 リラックスパンツ 3条件
以下の条件でリラックスパンツを探しました。
- 暖かい:室内なので防風性は無くても良いが冬でも暖かいパンツ
- ストレスフリー:リラックス時に着用しても自然、動作の邪魔をしない
- 耐久性:数シーズン使い終わったらフリマなどで古着としてお譲りできる
厳冬期にはパンツ1枚で足りない日もありますので、その時はタイツやダウンパンツを履いてしのぎます。
Patagonia Men’s Araveto Fleece Pantsが最高だった
2011年ごろに買ったPatagonia Men’s Araveto Fleece Pantsが冬のルームウェアとしては最高でした。 パンツの裾がジョガー(ジョギング用)パンツではなく、つぼんでいないのでオッサンにはスタイリッシュに見える。
あまりにも長く着用しすぎて、ボロボロになったけど、それでも次の方にお譲りできました。
もうパタゴニアからは販売されないと思いますが、できればもう一度出てほしい逸品でした。
Patagonia Mahnya Fleece Pants メンズ・マーニャ・フリース・パンツM
2021年冬用に久しぶりにパタゴニアのフリースパンツを買ってみました。
結果は・・・返品しました。
返品しましたが、着用して1度洗濯してからでも返品対応してくださったので、良心的です。(ただ、1度洗濯したら酷いことになった(後ほど紹介します。)ので返品できてよかった。)
見た目もナチュラル感満載で、好感持てますが、耐久性が?
サイズ
自分は身長181cm体重73Kgでパタゴニアは普段はLサイズ(半袖シャツはMサイズ)を選びますが、マーニャフリースパンツはウェストが平置き44cmあるので、今回はMサイズを選びました。
cm | ウエスト | 股上 | 股下 |
XXS | 32 | 28 | 71 |
XS | 34 | 29 | 74 |
S | 37 | 29 | 74 |
M | 41 | 30 | 76 |
L | 44 | 32 | 76 |
XL | 48 | 34 | 76 |
XXL | 52 | 35 | 76 |
ウェスト41dmでも大きいかな?と思いましたが着用してみるとちょうど良い感じ。
ちなみに短パンのパタゴニア ボードショーツは34インチ(平置き44cm)でもかなりゆるゆるで海パンとして使うとずり落ちてしまい、32インチ(平置き41cm)がピッタリで海パンとして使えます。
パタゴニアはサイズ選びを慎重にしないと間違える時が多いですね。
広げて置いてみる
最初からちょっと長持ちしそうにない雰囲気ですね。
オーガニックコットンだからなのかわかりませんが、ポーラテックなどのフリースのほうが良かった。
デザインはパタゴニアなので、申し分ないのですが、生地がちょっと不安。
オーガニックコットン 裏はパイルで・・・
2019年くらいにマーニャフリースパンツはアップデートしてオーガニックコットンになったらしく、2021年もこのような環境に配慮したような生地になったは良いのですが・・・
100円ショップで売っているパイルの雑巾のような裏地・・・
これは・・・長持ちするかなぁ、と思いつつ、、着用してみます。
裾
裾部分もしっかりと縫い付けてあり、内側もパイルを出さずに折りこんでしまえば型崩れしにくくなりそうな気もします。
ハンドウォーマーポケットのチャック
珍しく両サイドのハンドウォーマーポケットにチャックが付いているタイプで、近くのコンビニなどに行くときにスマホや財布を落とさないような配慮だと思います。
Mサイズ 股下 実測71cm
Mサイズで股下は71cmくらいあって十分に長く、日本の衣類でXL相当、海外ではL相当の長さかと思います。
着用してみる
最初に着用してみると↓スソ付近がちょっと下がって折り目が付いてしまっていますが、まぁ、悪くはなく、ちょっとしたコンビニや近所のジムなどはこの格好で行けそうな雰囲気。
1回洗濯後・・・
前立がモッコリしてしまって・・・さらにヒザも出てしまった(泣)
これだと恥ずかしくて外に着て出られないので、パタゴニアカスタマーに連絡したら返品可能だったので返品しました。
2018年以前のフリース生地でしたらもっと長く使えたのかもしれません。残念です。
ザ・ノース・フェイス THE NORTH FACE テックエアスウェットジョガーパンツ Tech Air Sweat Jogger Pants NB32084 (Z)ミックスグレー XL
続いてノースフェイスのテックエアスエットジョガーパンツの紹介です。
こちらはジョガータイプ(スソがつぼんでいる)であまり好みではないのですが、肉厚でスタイリッシュなシルエットで耐久性も高そう。
ザノースフェイス テックエアースウェットジョガーパンツ
スタイリッシュでヒザが出にくく型くずれしにくい肉厚のスウェットパンツ
冬の室内着として1枚持っていれば活躍できてオススメです。
サイズ
テックエアースウェットジョガーパンツのサイズは以下のようになっています。
ウエスト囲 | ワタリ | 股下 | 裾幅 | |
---|---|---|---|---|
S | 72 | 29 | 62 | 12 |
M | 75 | 30 | 64 | 12 |
L | 78 | 32 | 67 | 13 |
XL | 81 | 33 | 69 | 14 |
自分は身長181cm体重73KgでXLサイズでちょっと股下が69cmと短く、ウェストはちょうどでした。
ノースフェイスアイコンが立体
裏表
平置きにすると肉厚感がわかります。
後ろのポケットはチャック付き
後ろのポケットはチャックなので、財布やスマホも入れられて便利。
縦長さ16cmのスマホがギリギリ入ってチャックもできました。これ以上長いスマホだとチャックが閉まらないかもしれません。
ポケットはメッシュ
ハンドウォーマーポケットと後ろのポケットの片側はメッシュになっています。
片面メッシュなので、ポケットが蒸れることはないでしょう。
裏地も表地と同じ
裏地も表地と同じスウエット地(ポリエステル70%、レーヨン25%、ポリウレタン5%)で、肉厚になっていて冬でも室内では十分に暖かい。
下まで全部同じ表と同じ裏地。
スタイリッシュ
スソはちょっと短いのですが、着用するとちょっとした散歩程度には使えます。
普通にコンビニや散歩にもいけます。
お腹を出しても前がもっこりせずにごく普通のスウエットパンツ。
ただXLサイズでもちょっと長さが足りないのが惜しいところ。
股下がちょっと短い XLサイズで股下が67cmしかない
残念なのはちょっと股下が短く、主に冬に着用するので足元が寒くなるか心配でしたが、ソックスを履けば特に寒さは気になりませんでした。
ウェスト部分とまた上がゆったりしている分、股下がちょっと短くスソから靴下が見えてしまうのが残念。
XLサイズは69cmとありましたが、実測で67cmほどしかありませんでした。
Patagonia Synchilla Snap-T Pants STY56675 L ブラックはハズレ
シンチラ Snap-Tパンツもなかなか良かったのですが・・・
カラーが黒でホコリと毛玉がすごく目立つ!自宅のホコリ吸い取り機のようにホコリをぐんぐん吸い付けてみすぼらしい見た目になります・・・
次のページで Patagonia Synchilla Snap-T Pants を買った当時のレビューもしてありますのでよかったらご覧ください。
裏表
2017年ごろにLサイズを買いました。
クラシックなフリースで、ヒザはあまり出ずに長く着用できる。
ブラックはワタボコリや糸くずを吸着して目立つ
良いフリースパンツで、ホコリを吸着しなければずっと履いていたかった。
ブラックは買ってはいけないカラーでした。他のお色でしたらホコリが目立たなかったのかもしれませんね。
毛玉・ホコリとりのメンテナンスは必要
毛玉とホコリがつくので、定期的に毛玉取りとホコリを取るコロコロで余計なゴミを取る作業が必要になります。
内側はとってもとってもホコリと毛玉が取れにくい。
膝裏
4年ほど使用したので、膝裏に線がついてしまいました。
penfield CELLHEAT SWEATPANTS フリースパンツ XL
ついでにペンフィールドのフリースパンツも紹介します。
ペンフィールドは今はオンラインショップがクローズしてしまい、ネットでは買うことができませんが、去年までは購入可能でした。
ペンフィールドの製品は機能が無い普通のウェアで、パタゴニアよりも価格が安めなのが特徴。
こちらのフリースパンツは14300円でしたが、セールで7150円で買いました。
裏表
ハンドウォーマーポケットと裏側にも左右にポケットがありますが、チャックがないのでスマホは?落ちそうで入れられないですね。
裏生地のフリース地がボロボロ落ちる
ただし、こちらは環境に配慮していない?ようなフリース生地で、3回くらいの洗濯までは細かいフリース地がボロボロと落ちる状態でした。
このボロボロと繊維が落ちるのがパタゴニアが問題視している海洋汚染の原因なのかもしれない・・・
衣類から流出したマイクロプラスチックが問題になってますから、こういう繊維が海に流れ出すということでしょうか?これはヤバいなぁ。
ギリギリ外出できそう
何回か洗濯した状態で少しよれていますが、これだったらギリギリ外出可能なレベルです。
お腹をだしてもモッコリ部分やヒザはあまり目立たない。(畳んであったのでちょっとグチャグチャでスンマセン)
冬のフリースパンツ 3本比較
現在うちにある室内用パンツ3本を比べてみます。
- ミックスグレー(上):ノースフェイス テックエアースウェットジョガーパンツ
- グレー(中):パタゴニア マーニャフリースパンツ
- 濃いグレー(下):ペンフィールド フリースパンツ
裏地
裏地はノースフェイスのテックエアースウェットジョガーパンツ(↓右)が表裏同じ表面になっていて、パタゴニアはパイル、ペンフィールドは綿のようになっています。
テックエアースウェットジョガーパンツが機能的で長持ちしそう。
平置き比較
テックエアースウェットジョガーパンツ(↓右)は股下69cmしかないのですが、全体の長さはどれも同じくらいですね。
- ノースフェイス テックエアースウェットジョガーパンツ(↑右):XL
- パタゴニア マーニャフリースパンツ(↑中):M
- ペンフィールド フリースパンツ(↑左):XL
2つ折り
2つに折ってみるとデザインの違いがわかります。
冬のリラックスパンツ まとめ
THE NORTH FACE テックエアジョガーパンツがオススメ
冬のリラックスパンツとして、オススメはノースフェイスのテックエアジョガーパンツがスタイリッシュで暖かく、高耐久でちょっと外出にも使えるパンツです。
吸汗性に優れていて、水を垂らすと色が濃くなって目立つのでトイレ後の手洗いに気をつけましょう・・・股あたりが濡れると、漏らした雰囲気になります(^o^)
Patagonia シンチラ スナップTパンツ マメにメンテできる方用
シンチラ スナップTパンツはクラッシックな見た目でリラックスウェアとしては最適ですが、毛玉ができやすく、ホコリや糸くずを吸着する性質があるので、 洗濯ごとに毛玉とりや、コロコロでゴミを取る必要があるのが残念。
まぁ、ゴミのついたまま着用しても悪くは無いのですが、どことなくみすぼらしい見た目になってしまいます。 カラーをブラックの場合は特にホコリが目立つので、薄い色だったら目立たないのかもしれませんね。
Patagonia マーニャフリースパンツはあまりオススメできない
マーニャフリースパンツも見てきましたが、1回の洗濯でヘタってしまい外には着てあるけなくなってしまいました。
オーガニックコットンというのもあって、耐久性も「?」な感じで、長くは持たなそうな見た目。 洗濯しても返品可能だったので、お返ししました。 パタゴニアは衣類の海洋汚染などの問題で、生地をオーガニックコットンなどに変えて(ポーラテック採用しなくなった?)フリースのR1はまだ出してますが、R3とかR4などの製品を出さないようになってしまったのが残念。 でも、環境に配慮している会社の製品が海を汚してしまってはまずいので、今後はパタゴニアは環境に優しいフリースしか出さなそう。
フーディニ Men’s Lodge Pants ロッジ パンツ
最後にフーディニのロッジパンツがかなり気になっていて、来年は買おうと思っているところ。 生地にポーラテックのThermal Power Dryを採用しているので、暖かく耐久性の高そうな一着に仕上がっている気がします。
冬のリラックスパンツ 4選
パタゴニア マーニャ・フリース・パンツ
2019年ごろからフリースからパイル生地に変更になってヘタりでヒザがでる
パタゴニア Patagonia シンチラ スナップTパンツ
クラシックなフリースで部屋で着用に最適、ブラックはホコリを吸い取り見た目がよくない
フーディニ Men’s Lodge Pants ロッジ パンツ
Polartec Thermal Power Dry採用のリラックスパンツとして最適な一着
ザノースフェイス テックエアースウェットジョガーパンツ
スタイリッシュでヒザが出にくく型くずれしにくい肉厚のスウェットパンツ
コメント