冬のベースレイヤー 温かいシャツ考察:温かさ重視?汗抜け重視?

ベースレイヤー

アウトドアメーカーから厚手のベースレイヤーがほとんど出てきていないので、どこで冬用のベースレイヤーを買えばいいのか悩んでいます。

メリノウールは温かいのですが、すぐに見た目が悪くなりほつれやすいので長持ちしません。

なので、自分の場合は化学繊維のポリエステルやナイロンを使っているベースレイヤーにしています。

ポリエステルのベースレイヤーだと5年くらいは持ちますので、最初は高くてもかなりお得に使えるし温かい+汗を逃がしてくれるので汗冷えしません。

保温をとるのか、汗抜けをとるのかで、選ぶシャツを分ける

登山の場合は汗をかいて汗冷えするので汗抜けが重要になりますが、家で着用する場合は、汗抜けは多少は必要ですが、そこまで汗抜けは必要とせず温かさのほうが重要になってきます。

自分の主観的な感覚ですが、冬のベースレイヤーは以下のようにしてほしいです。

家や仕事で着用する冬のベースレイヤー(厚手=ヘビーウェイト)

あまり汗はかかないので、汗抜けはちょっとでよさそう。

  • 温かさ:70%
  • 汗抜け:30%

トレッキング用のベースレイヤーを着用していない方は、綿のシャツの上にヒートテックなどを着用してるのでしょうか?

ヒートテック1枚で温か+汗抜けできればよさそうですが、そうはいかないのかな?

トレッキングで着用する冬のベースレイヤー(中厚=ミッドウェイト)

トレッキングでは中厚の中から透かすと光が透けるキャプリーン TW(サーマルウェイト)を着用したほうが汗抜けが良くて汗冷えません。

  • 温かさ:40%
  • 汗抜け:60%

こう考えるとPatagoniaやアークテリクスなどのアウトドアメーカーはミッドウェイトだけ出せば需要を満足させることができそう。

でも、自分は主に家でベースレイヤーを使うので、ベビーウェイトのベースレイヤーが欲しいんです。

ということで、冬のベースレイヤーは温かさ重視のヘビーウェイトがあったほうが、トレッキングのようにハードな運動ではなく、散歩や家で過ごす時に着用できるので何かと使えるのですが・・・ぜひメーカーの方はこれに気付いて作って欲しい。

厚手=ヘビーウェイトの温かさと汗抜け

今まで着用した厚手のベースレイヤーを比べてみます。どれも自分が着用して感じた主観になりますので、参考程度にとどめておいてくださいね。

(綿のシャツ・半袖ベースレイヤーなどの下着を着ない場合です、ダイレクトに地肌に着用します。)

汗抜け 温かさ 登山 家・軽運動
Patagonia キャプリーン サーマルウェイト(TW) 60 40 △(冬)
Arc’teryx コンシール ジップネック 40 80
Patagonia キャプリーン 3 30 80
Patagonia R1 ジップネック 30 80
LL Bean ヘビーウェイト・ベースレイヤー クォータージップ 10 90
Burton ヘビーウェイト X ベースレイヤー 1/4ジップ 10 90
THE NORTH FACE クンブープル 5 90
Patagonia Piton Pullover 5 95
Patagonia キャプリーン 4 3 97

※参考までに、Patagonia キャプリーン サーマルウェイト(TW)はミッドレイヤーになります。

家では3レイヤー基本で、寒い時は4レイヤーで過ごす

レイヤリングはトレッキングウェアといえど重ねすぎると多少ですが動きづらくなるので、なるべく少なくしたいのす。

家で過ごす時は、だいたい3レイヤー、寒い時は4レイヤーですごしまして、春秋2セット、冬2セット持っています。

トレッキングウェアなので、ジャケットまで着ても普通に過ごせてPC作業も動きを邪魔しません。

家はマンション暮らしで気密性が高いので、エアコンをつけると息苦しいというか頭がぱぁぱぁして圧迫された感じになるので、仕事中は寒くてもなるべく付けず電気カーペットと机裏の電気パネル、トレッキングウェアでしのいでいます。(夏はエアコンガンガン点けます。)

ベースレイヤーのサイズ

余談で自分のサイズで申し訳ないのですが、身長181cm体重72kgで日本でXLサイズ、米国でLサイズを選んでいます。

着丈 身幅 裄丈 裾幅 袖口幅
LL Bean ヘビーウェイト・ベースレイヤー クォータージップ 米L 70 110 90    
THE NORTH FACE クンブープル XL 72 51 89 51 10
Patagonia キャプリーン 4 米L 80 56 91 58  
Arc’teryx コンシール ジップネック L 73 53 85 47  
Patagonia R1 ジップネック L 73 57 89    

メモ的にここにまとめておきます。

Burton ヘビーウェイト X ベースレイヤー 1/4ジップ (2025)

ヘビーウェイトのベースレイヤーをかなり探しましたが、あまりないようで、Burtonだけありましたので買ってみました。

ヘビーウェイトというだけあってなかなかの厚手のシャツ、まだ着用していないので汗抜けはどうかわかりません。スノボで使えるベースレイヤーなので、汗抜けはするでしょうね。あまり汗抜けしませんでした・・・

これが調子よければもう一枚買おうか考えています。(室内で使うには調子良いです。)

メンズ Burton ヘビーウェイト X ベースレイヤー 1/4ジップ シャツ | Burton.com Winter 2025
メンズ ヘビーウェイト X ベースレイヤー 1/4ジップ トップをはじめ、ベースレイヤー、ミッドレイヤー、インサレーターが豊富に揃ったBurtonオンラインストア。

LL Bean ヘビーウェイト・ベースレイヤー クォータージップ(2023)

安くて温かい、汗抜けもしてもう一枚買おうとしましたが売り切れ中。ただ、汗抜けの量が少ないのでトレッキングには向かないかなぁ?

売り切れ、もう売らないつもりかな?

メンズ エル・エル・ビーン・ヘビーウェイト・ベースレイヤー、クォータージップ
寒さ厳しい時期のウィンター・スポーツやアウトドア・アクティビティをサポートする、当社で最も暖かいクォータージップのベースレイヤー・トップ。快適な厚さ、素材、フィット感を追求し、デザインしました。

汗抜けがが少なめなので、登山で着用すると汗冷えで少し苦労しそう。

THE NORTH FACE クンブープル(メンズ)XL(2021)

サイズは良いのですが、内側の裏起毛が数回洗濯すると、ゴワゴワしてきてちょっと肌触りが悪くなってきます。コレは機能がなくて良くない、ノースフェイスの見た目重視のシャツを買ってしまった。

肌触りがゴワゴワしますが慣れればOK、汗抜けは少ないけど、温かいし軽い運動程度ならば良いようです。

汗抜けが少ないのでこれは登山には着ていけない。

Arc’teryx コンシール ジップネック シャツ メンズ L(2019)

スタイリッシュ・汗抜け良い・温かい、完璧なシャツ。が、4年くらい着用すると表面に毛羽たちというか毛玉ができて見た目が悪くなってきます。

毛羽立って細かい毛玉が多くなってしまった。

見た目が悪くなってしまいましたが冬のトレッキングでもいけますね。毛玉取りで細かい毛玉を取ってみます。

https://arcteryx.com/jp/jp/shop/mens/konseal-zip-neck

patagonia キャプリーン3(2013)

キャプリーン4だと分厚すぎて内側に綿のシャツなど着る必要がありましたが、キャプリン3はちょうど冬のベースレイヤーとしてピッタリでした。

Patagoniaは化繊を使わなくなってしまったので、こういったのはもう売らないようで残念です。

この時はお腹が出ていたのでLサイズにしましたが、最近お腹が引っ込んだので次回はPatagonia買うならMサイズがいいかな?

Patagonia Men’s Piton Pullover(2013)

あまり汗抜けは無いのですが、若干抜けて温かいのでまだ着用してます。登山では着ていけない。

転んで腕のところが破れたけど縫って使ってます。

まだ現役ですが、ボロボロになってきたので室内限定で着用しています。

処分済 冬ベースレイヤー(シャツ)

以前はポリエステルの厚手のベースレイヤーは結構ありましたが、最近は少なくなっているように感じます。

というのもトレッキングでのベースレイヤーは汗抜けを重要視しているので、厚手のベースレイヤーは廃れる傾向にあるようです。

トレッキングでは、ベースレイヤーは冬でも中厚のキャプリーン サーマルウェイトでも良さそうです。

ただ、家やトレッキング以外の時に着用するにはサーマルウェイトだと、スカスカで薄くジャケットなどを重ね着して温かくしないといけない。

ということで、家とか軽い運動用に引き続きヘビーウェイトのポリエステルで少しだけ汗抜けして温かいシャツを各社から出してほしい。

以下は過去に冬にベースレイヤーとして家やトレッキングで着用していた長袖シャツです。

Patagonia Men’s Synchilla Snap-T L(2017)

こちらは汗を外に出さないタイプのシャツで、室内着に使うにしても下着に綿のシャツを着ないといけないので3シーズン着用して処分しました。3シーズンでけっこうヨレヨレになった。

裏起毛で、汗を通さずちょっとの汗でもパンツに垂れてきて気持ち悪い。

Patagonia R1 プルオーバー(2012)

新品時

新品はピカピカでいいですね♪

青も持ってました。

処分した

R1プルオーバーは非常に気に入っていましたが、5年ほど着用してよれてきたので処分しました。

まだまだ使えますが、ちょっと飽きてきたので処分しました。

R1のジップはまだ売っているので高いけど来年あたり買ってみようかしら。

Patagonia キャプリーン4 は温かかった(2012)

汗抜けが少なめで温かいのですが、キャプリーン4はやはり中間着的な位置だったようで、下に下着を着用するのが正しい着方?でこれはベースレイヤーにはならないですね。

運動時には合わないけど、家で地肌に着用する(ベースレイヤー)にはこのくらい暖かくて、汗抜けちょっとだけなのが良かった。

その他にも、patagonia キャプリーン4エクスペディションウェイトジップネックを持ってましたが画像が見つけられませんでした。

現在の冬ベースレイヤーは6枚で、なんとかこの冬を過ごしていきます。

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