長年パタゴニアのウルトラライトダウンフーディを愛用していましたが、アークのダウンフーディが欲しくなって悩んだ結果ARC’TERYX セリウム SL フーディを買いました。
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前にヤフオクで偽物?のようなARC’TERYX セリウム SL フーディを買ってしまったので、今回のは本物!海外輸入品で正規ショップから買いました。質感・重量感・サイズ感ともに本物でした。

以前ヤフオクで買ったARC’TERYX セリウム SL フーディとは質感・サイズ・軽さが全く違いました。これが本物。
結論から言いますと、Patagonia Ultralight Down Hoodyとほぼ同様でアウターとしては耐久性は低そうなダウンフーディーですが、ミッドレイヤーとしては長く使えそう。

そして、ダウンなのでやはり洗濯するとフェザー抜けがありまして、ARC’TERYX セリウム SL フーディのほうは細かいグースダウンが1回の洗濯で4・5本抜ける感じでした。
見た目はライトウェイトな派手さのない普通な感じのダウンフーディー
それではARC’TERYX セリウム SL フーディの着用感などをみていきましょう。
ARC’TERYX セリウム SL 細部チェック
フード
立体的にできているフードで目・鼻・口以外はフードで覆えるようにできています。
普段街着の時は北国以外はフードを使うことはあまりなさそうですが、トレッキングなどではよく使いますのでフードも重要。
目鼻口以外はすっぽり包み込んでくれるのでフードをかぶるとかなり暖かくなってこれからの季節のトレッキングには必須。
頭の後ろ首の上くらいにドローコードがあって、片手で引っ張るだけでコードストッパーが止まるので頭まわりも冷たい風が入りにくくなります。↓
ポケット
ポケットは左右のハンドウォーマーポケットのみで内ポケットなどはありません。
ポケットの中には収納袋あり。
収納袋
袋は左ポケットの中にあって、ヒモが縫い付けてあるので袋は取れません。
袋をひっくり返しながらダウンジャケットを入れていきます。親指以外の4本指で袋の先を抑えながら両方の親指でダウンジャケットを袋に押し込むようにしていくとすんなり入っていきます。
完全に入るとすっぽり余裕をもって入りました。↓
まだまだ入りそうな雰囲気。
袋を含めたARC’TERYX セリウム SL フーディの全部の重量は実測240gでした。
裾
裾は当然ですが、内側にドローコードが付いていて片手で引っ張ると締まります。
内側
ウチポケットは無しで薄いナイロンでできている内側はちょっと見た目が悪い。
セリウム SL 着用
デザイン
ARC’TERYX セリウム SL フーディはよくあるウルトラライトダウンな普通のアウドドア用のダウンフーディーで、モコモコは目立たなく厚みが無いので体のラインも少し見える。
- ARC’TERYX セリウム SL フーディ
Patagonia Ultralight Down Hoodyのほうはモコモコが細かったり太かったりしてカッコよくデザイン性は優れていましたが、ツヤがあってちょっと派手な印象をうける。
対してセリウム SL フーディは、後ろからみても特に目立つところはなく普通のダウンフーディーとして街着で使えます。
セリウム SLを連れて雪山に行く
バラクラバが必要
吹雪いている雪山ではバラクラバが付いたArc’teryx Fortrez Hoody(フォートレス フーディ)↓を着用するか、専用のバラクラバは必要になってきます。

フーディーの中にバラクラバがついたArc’teryx Fortrez Hoody(フォートレス フーディ)バラクラバを使わない時はフードにしまったり首を温めるのにも使える。
この上にダウンフーディー、その上にハードシェルかソフトシェルを着用すれば良さそう。
実際に雪山の場合は歩くと汗がハンバじゃないので、行動中はArc’teryx Fortrez Hoodyだけ、もしくはベースレイヤーのみ、ダウンジャケットは休憩時間に着用することになります。

こういう晴れた日ではダウンはリュックの中に収納しておけば安心で、休憩時間に羽織る。
バラクラバなくてもダウンフーディーだけである程度 顔は覆えますが、これだけだと寒い時もあるので、やはりバラクラバは必要でしょう。
Fortrez Hoody + セリウム SL フーディ 最強!
両方ともフードがあるので温度調節も楽♪
Fortrez Hoodyとセリウム SL フーディがあれば多少吹雪いていても↓やり過ごせそうです。
雪山ではスノーシューとダウンジャケット必須
とにかく晴れた日の雪山は一度は行くべきです。その際はワカンやスノーシューがあったほうが楽しい、というより必須アイテムですね。

鶏頂山
スノーシューは数万円しますが、ワカンだと数千円で買えるものが多いので、まずは安いワカンから入っていくといいと思います。
ただ、スノーシューは浮力が高く雪の上を散歩するだけでも楽しいので体験すると病みつきになります♪
本命はやはりMSRライトニングアッセントでしょう。↓
自分も30インチという巨人用のライトニングアッセント使ってました↓
これなら浮力が高くて雪のあるところだったら沈まずにふわふわと雲の上を歩いている感覚で歩くことができます。下山も楽♪これだけ大きいスノーシューは日本には売ってないかな?
スノーシューなら↓ラッセルもつらくない。
ARC’TERYX セリウム SL フーディ 価格調査
価格は日本のアークテリクス公式サイトで買うと48,400円でした。
Amazonや他のショップでARC’TERYX セリウム SL フーディで売ってるのを見てみると、あまり値段は変わりなさそう。正規ショップや正規店で買うと自分のように偽物を掴まされることなく安心して買えます。
ARC’TERYX セリウム SL フーディ まとめ
街着としても雪山にも持っていけるダウンフーディーで暖かい・コンパクト・軽量でメリットもたくさんあるのですが、デメリットもあるので少し使用には注意が必要です。
メリット
- ウルトラライトダウンで実測240g
- コンパクトになって収納袋に入れられるので冬の登山やアクティビティのお供に最適
- モコモコしていないので街着でも着られる
デメリット
- 洗濯時にダウンが抜ける
- 濡れると保温力が下がるので行動中はあまり着れない
スキー場での使用だったらダウンフーディー着たままでもいられそうです。
まぁ、どちらにしても雪のアクティビティは暑くなったら脱いで寒くなったら着る、脱ぎ着が多いのでダウンでなくても体温調節に忙いのが難点。
それにしても最近は自分のウェアがアークテリクスばっかりになってしまってパタゴニアは減ってしまいました。
パタゴニアは最近公式ページでしか売らなくなってきたようですね・・・
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